マタニティライフ

両親学級の内容と詳細レポート①妊娠期ママがやらなければならないこと

妊娠、出産、育児など、夫婦でともに学べる機会の一つである両親学級。
今回、第一子を迎えるにあたり、夫とともに実際に参加してみました。
両親学級は、主催団体により内容は様々と言いますが、今回は名古屋市の各区が開催しているもの(「パパ&ママ教室」という名前でした。)に参加してきました。

具体的にどんなことを学べたのか、詳細をレポートしていきます。

両親学級、いつ参加した?

今回参加したのは、名古屋市の各区が主催している両親学級(「パパ&ママ教室」)。
全部で計2回にわたって開催されており、私たち夫婦は、前半は19週、後半は21週で参加しました。

今回の募集要項に、特に参加目安週数は定められてはいませんでした。
初めてのことなので、いつ参加したら良いのか迷い、保健所の担当者の方に相談。

「安定期に入った頃がいいかもしれないですね。」とアドバイスをもらい、この週数で参加しました。
実際に参加されている方たちに聞いてみても、同じくらいの週数(か、それよりもう少しお腹が大きい方もちらほら…)の方が多かったです。

第一子を妊娠中の今、「両親学級」に参加したい!と思った時に、最初に思い浮かんだ疑問は、「いつ参加したらいいの?」でした。

両親学級はいつ参加する?内容や参加方法、メリットとは? 妊娠して初めて、産院や自治体、民間企業(子ども用アイテムを扱う会社)など、数多くの団体が出産を控えた親向けに「両親学級」を開催している...

両親学級は、夫婦で受けるもの?

今回、参加した”パパ&ママ教室”は、平日開催でありながら、その名前の通り、参加していたのは全組、夫婦での参加でした。

参加する前に、「母親だけでの参加と夫婦での参加、どちらが多いですか?」と訪ねてみたところ、開催回によってまちまちとのことでした。
”パパ&ママ教室”と言うものの、必ず夫婦で参加しなければならないと言うものではないそう。
でも、昔と比べると、夫婦で参加される方は、断然増えてきているそうです。

妊娠中期で受ける、両親学級の内容は?

”妊娠中の生活習慣や口腔内ケア、栄養・食事面”など、主に母親が妊娠中に注意するべきことが多かった、前回(1回目/前半)の両親学級。

今回受けた2回目(後半)の両親学級の内容は、以下の通りでした。

両親学級2回目の内容
【講話】
・妊娠期の過ごし方
・産徴と受診
・妊産婦のこころと身体
・母乳育児
・赤ちゃんのお世話
・パパの役割

【体験学習】
・赤ちゃんのお世話(沐浴方法・授乳ミルク方法)
・パパの妊婦体験

【グループワーク】
・産後の育児をイメージしよう

前回と比べると、妊娠・出産・産褥期の過ごし方やメンタルケア、赤ちゃんのお世話など、より実践的な内容盛りだくさんでした。

妊娠期の過ごし方について(助産師)

座学のはじめには、助産師さんから、妊娠期の母体の変化とともに、胎児がどんな風に大きくなっていくか、と言うお話がありました。
妊娠中に心がけることや身体に起こってくる変化なども教えてもらいました。

中でも、強調されていたことを備忘録も兼ねて記録。

●体重管理はしっかり行う
・つわりがおさまったからと、つい食べ過ぎてしまいがちだが、妊娠中の過食は、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などになる可能性があるので、十分に注意する。
・体重が増えすぎると出産時に産道にもお肉がつき過ぎて苦労する。
・エネルギー・栄養素的には、赤ちゃんの分まで2倍必要ということはない。

●身体を冷やさないように注意する
・身体が冷えると、お腹が張りやすくなる/便秘がちになる/むくみがちになるなどの影響が出る。
・身体を温める食材(生姜やごぼうなどの根菜類など)を積極的に食べる。
・安定期を迎えたら、適度に運動をして血流を良くすると良い。

●股関節を柔らかくする ※ただし、お腹の張りが少しでもあればすぐに辞めること!
・安定期を迎えたら、少しずつ股関節を柔らかくするストレッチなどを取り入れるといい。
・股関節のストレッチをすることによって、骨盤底筋(腟・肛門・尿道周辺の筋肉)を柔らかくしておくと、陣痛や出産時に効果的。

●出産前に、自分なりのリラックス法を知っておく
・出産が近づいたり、分娩時には、時に思いもよらないことが起こり、慌てたりパニックになったりしがち。そんな時に、自分が何をしたらリラックスできるかを知っておくと、落ち着いて行動できる。
(母体が感じるストレスが少ないほど、赤ちゃんにもストレスがかからなくてすむ。)
例;好きな音楽を聴く/この種類のアロマの香りを嗅ぐ、など

妊娠中の夫婦へのアドバイス(助産師)

妊娠中の話は、前回(「パパ&ママ教室」1回目/前半)と同様、やはり母親の心構えや母体の変化などが中心になりがちですが、今回は、夫婦へのアドバイスもありました。

●夫婦へのアドバイス
子どもが生まれる前に、じっくりと話し合いをする時間を設けると良い。
・今後の家事分担についてどうするかを話し合う。誰が何を担当し、どこまでやるのか(やって欲しい/やって欲しくない)の線引きを具体的に出して話し合うとスムーズ。※気づいた方がやる、などはケンカの元になるのでやめた方がいい。

・育児方針は、子どもが産まれてからはなかなかゆっくり話し合う時間がない。方向性が定まらないまま、話し合いもできずにケンカになるパターンが多いので、妊娠中にゆっくり時間をとって話合うのがおすすめ。

●父親へのアドバイス
 ”手伝う”のではなく、ともに育児をする姿勢を忘れずに
子どもの世話は妻の役目、とはじめから任せる姿勢の父親は案外多い。
「手伝う」のではなく、積極的に子どもや妻と関わる姿勢が大切。
オムツ変えやミルクやり、沐浴は、向き不向きはない。回数をどれだけこなしたかどうかだけ、と言うことを忘れずに。

出産の流れ(助産師)

今回、大きく違ったことは、妊娠中だけではなく、出産の流れやお産後の話が具体的にあったことです。
特に、陣痛が始まってから、産徴(おしるし)があったり、破水があったりすることなどが具体的に説明されて、出産への”いよいよ!感”(笑)が増しました。

「安産」と言うと、スピードだけで判断しがち(私も以前はそう思っていました!)ですが、お腹の中にいる赤ちゃんには、赤ちゃんなりの事情やタイミング、個性があるそう。
「母子ともに元気で出産が終えられたなら、どんな出産方法であっても、どのくらい時間がかかっても、それは安産です。」と言う助産師さんの言葉が印象的でした。


分娩にも段階があって、母親だけではなく、赤ちゃんもがんばってお腹の中から一生懸命出てくるんだなぁと実感した講話でした。

産褥期の経過(助産師)

妊娠してからこれまで、出産するまでばかりに焦点を当てがちでしたが、産褥期の経過の話を聞いて、想像していたよりも気軽に迎えられそうな感じではないことに少々怯えています。笑

妊娠して大きくなった子宮は、出産後、すぐに元の大きさに戻るのではなく、時間をかけてゆっくり戻るそうです。
子宮が収縮する痛みは、3-4日続くそうで、授乳によって増強されるそう。(怖い…)
さらに出産後の子宮から排出される悪露も数日〜1ヶ月ほど続くので、産後にすぐに動ける状態だったとしても、身体はかなり酷使された状態。
産後は、たっぷりとした栄養と休息は不可欠だと言うことを肝に命じました。
産後の快適な環境づくりのためにも、今から頼れる家族・親戚や、利用できるサービスなどはしっかり調べておくといいそうです。

●産後の母乳アドバイス
おっぱいが出始めるのは産後2-3日
おっぱいは、出産したから出るわけではなく、赤ちゃんに吸われて促されることで、はじめて出始めるもの。産後2-3日から出始めるので、すぐに出なくても焦ることはない。
おっぱいを出しやすくするために、無理のない範囲で、妊娠中からおっぱいマッサージなどを定期的に行うのもおすすめ。

おっぱいは血液でできている
おっぱいの原料は、血液。おっぱいの出が悪いと思ったら、肩や背中がこっていないかを確認してみるといい。血流が悪いから出が悪いこともある。

赤ちゃんのお世話と育児トラブル例(助産師)

妊娠・出産・産後のお話の後、今回はいよいよ、育児のお話がありました。
ここで、赤ちゃんの泣き声が入った動画を鑑賞。
(赤ちゃんの大きな泣き声が響き渡ったタイミングで、ものすごい胎動を感じました。反応したのか?偶然か?笑)

そして、助産師さんの言葉がまたいくつか印象に残ったので、メモします。

●大前提として、赤ちゃんとは、よく泣くもの。
言葉が話せないので、赤ちゃんは欲求を伝えるためには、泣くという手段しかない。原因を探り、解消してあげる。

●6ヶ月程で”よくわからない泣き”はおさまる。永遠に続くものではない。
何をしても泣き止まないこともあるけれど、それは赤ちゃんあるある。
6ヶ月くらいで”原因不明の泣き”はおさまるので、今だけと割り切ることも大事。

●何をやっても泣き止まなくても、赤ちゃんも親も悪くない。
泣き止まない赤ちゃんが悪い、泣き止ませられない親が悪い、と言うことはない。そもそも、赤ちゃんは泣くものなのだから。

●赤ちゃんが泣いたら、イライラするのは当たり前。
我が子の泣き声を聞いて、「可愛くない」と思ったり、イライラしたりしても、それはいたって普通のこと。罪悪感を感じる必要はない。

●泣き声にイライラしたら、深呼吸する。
イライラが止められない時は、深呼吸したり、赤ちゃんを安全なところに仰向けで寝かせてから、5分くらいその場を離れたりして気持ちを整えるといい。
他の人にあやすのを頼んだり、愚痴を聞いてもらったりするのもオススメ。

●何があっても、絶対に赤ちゃんを揺さぶってはいけない。
赤ちゃんを暴力的に激しく揺さぶると「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)」になり、重症の頭部損傷(失明・学習障害・身体障害・死亡)が起こる。何があっても絶対に赤ちゃんを揺さぶってはいけない。

赤ちゃんの泣き声や夜泣きで苦労するという話はよく聞きますが、実際に、たった数分といえど、赤ちゃんの泣き声を聞き続けることは、忍耐がいることだなぁと感じました。

実際に助産師さんが何度も何度も繰り返し、「赤ちゃんが泣くのは普通のこと」「泣き止まなくても誰も悪くない」「泣き声でイライラするのは当然」と言われていたことからも、それに悩んだり、苦しんだりする両親は多いんだろうなぁと察しがつきました。
きっと、知っていたとしても、こう感じてしまうことはあるのかもしれないけれど、「これが普通なんだ」と頭で認識できていれば、気持ちも少しは楽になる気がします。

実際、自分がもし、そんな状況に陥ったら、今日のメモをしっかり見返そうと思います。

またニュースでは見聞きしたことがあった「乳幼児揺さぶられ症候群」。
見せてもらった映像の中に、激しく揺さぶられた赤ちゃんの脳内がどうなっているのかを再現されているCGがあって、血管がたくさん切れているのを見て、鳥肌が立ちました。
まだ首が座っていない赤ちゃんの頭は、ムチがしなるのと同じように、グニャグニャするんです。(あやす程度に揺らしたり、げっぷをさせるためにトントン背中を叩く程度は問題ないそうです。)
きっと、こんなことはしないだろうと思いつつも、実際に映像を見せてもらい、脳内で起こる出来事を具体的に知ることができたことは、とても勉強になりました。

講話を終えての感想

病院や自治体などから、たくさんのパンフレットをもらったり、妊娠後に関連本を読んだりしていることもあり、妊娠前に比べると、なんとなく知っている情報も格段に増えてきました。

とはいえ、実際に妊娠・子育て中の両親や赤ちゃんに日々接している助産師さんから、具体例や生の声を聞くと、学びが深まったり、思った以上に気を引き締め直したりすることもたくさんありました。

”赤ちゃんのお世話や子育てには、向き不向きはない”という助産師さんの言葉通り、妊娠も出産も子育ても、どれだけそれに対して情報を取りに行ったり、体得したりしたか、だけだなぁと実感しました。
スキル面でも、メンタル面でもそれは、同じことが言えるような気がします。


夫と二人で参加したことで、出産に向かう姿勢や子育ての在り方などがお互いに同じ方向を向いて行けそうな気がすると思えたことは大きな収穫でした。


特に、「産後にどれだけ奥さんが動けるようでも、出産という大仕事をした直後だということを絶対に忘れないように!」と父親たちにむかって言ってくれたことは、夫にもかなり響いたようです。(産後も、家事は色々積極的にやってくれるそう!嬉)

とり
とり
夫婦ともに産前産後の心構えを知っておくことってとても大事だと実感したよ。(夫)

うさぎ
うさぎ
夫が積極的に家事をしようとしてくれる姿勢だけで、気持ちが満たされる気がするよ。(私)

座学での学びは、大きく上記のような内容でした。
(記憶に強く残っていること、自分が備忘録として忘れたくないと思ったことを中心に書きましたので、これが全てではありません。)


「パパ&ママ教室(2回目/後編)」の後半は、体験学習として、実際に赤ちゃんのお世話など自分の身体で、体感することができました。長くなったので、次回の記事に続きます。

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