別段大きな問題もなかったため、コロナ禍のために2週間に1度に減らされていた健診も、臨月に入ってからはさすがに月に1度になりました。
そんな妊婦健診のたびに言われていたのは、「あとは、陣痛を待つだけだね!」の一言。
その陣痛(前駆陣痛さえも!)が自然に起こらないまま、40週を超え、いよいよ計画分娩のため、入院することになりました。
Contents
最後の妊婦健診
入院するまでの経緯
私が通っているのは、大学病院の産婦人科で、基本的に無痛分娩は、100%計画分娩と言われていました。
が、コロナ禍で入院期間を短くするためのようですが、今の期間は、自然陣痛からでも無痛分娩を行えると言われ、自然陣痛を待っているところでした。
(コロナ禍の学会などの中止・延期で、麻酔科の先生も今は常駐しているという環境も功を奏しているよう。)
予定日を過ぎても、一向に産まれる気配がないので、最後の妊婦健診の後でそのまま入院することになりました。
当日の妊婦健診
当日は、いつもの臨月の妊婦健診ルーティーンでスタートです。
検尿を提出し、ノンストレステストを受け、先生によるエコー&内診へ。
コロナの緊急事態宣言が解除された今も、未だに妊婦健診の付き添いはNGのままでしたが、当日は入院予定だったので、夫の付き添いもOK。
最後にエコーで赤ちゃんを見ることができて、夫は嬉しそうでした。
(この次に、夫が赤ちゃんに会えるのは、退院の日です。泣)
最後の推定体重は3,500gと随分と大きく成長。
子宮口は、相変わらず1cm程度で、これまでとほとんど変化はなく、夫婦ともに、それを聞いて愕然としたのはお察しの通りです。
(毎日のウォーキング(という名の競歩!)、スクワット、階段登り、踏み台昇降…かなり運動していたんですが、それでもこの結果…)
ウワサの”内診グリグリ”も初体験。
本当に痛かったですが、これでお産が進むなら、喜んでガマンできるレベルでした。笑
最後の健診でしたが、これまでの健診と大きな変化はありませんでした。
違いは、このままお会計に進むのではなく、入院病棟へ案内されたことくらい。
入院手続き
入院病棟の入り口では、入院者のチェックの他、その他の入館者(付添人)の管理が徹底されていました。
コロナ禍ということもあり、熱や身体のだるさなどの症状がある人は入れません。
管理票を提出して、夫とともに入院病棟へ移動。
そして、ナースステーションで、入院説明を受け、体重測定。
その後、個室に案内してもらいました。
休む間も無く、入院書類など一通りの必要書類を記入、提出…
ここまでは夫も一緒に付き添ってくれていたので、何かと心強かったです。
部屋も思ったよりもずっとキレイでホッとしました。
個室に備わっていたのは、以下。
①ベッド(移動式)
②デスク&椅子
③作り付けのロッカー&2種3つの棚
④ミニ冷蔵庫付きテレビ台。
⑤洗面台&鏡
⑥トイレ
⑦エアコン
道沿い側の部屋で、周りには高い建物がなく、窓から景色がキレイに見えるのが嬉しいです。
(写真を撮り忘れたので、また、撮影したら掲載します!)
入院1日目にやったこと
さて、想像よりも快適なお部屋でよかった!と安堵したとはいえ、目的は出産。
無痛分娩を予定しているので、「前泊してください。」と言われていたので、入院初日は、何もないと思い込んでいました。
…が!入院当日(1日目)から早速、ピンクの分娩着に着替えて、出産準備がスタートしました。
内服薬で子宮口を柔らかくする
現在の子宮口の開きが1cmなので、少しでも明日から分娩が進みやすいようにと、内服薬(陣痛誘発剤)を飲むことになりました。
これを飲むと、子宮収縮を促し、お腹が張って子宮口が柔らかくなるんだとか。
陣痛の波形と赤ちゃんの心音を観察するためのモニター(分娩監視装置)をお腹に装着。
その後、最初の内服薬(プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」× 1錠(以下、「内服薬」と表記) を飲みました。
入院手続き後からすぐに早速1錠目を飲み、そこから定期的に1時間ごと、計6錠を飲みました。
●内服薬を飲んだ時間
11:50 内服薬①
13:00 内服薬②
13:55 内服薬③
14:55 内服薬④
15:50 内服薬⑤
16:55 内服薬⑥
やっとお腹が張り始めたよ。
点滴をする
内服薬を飲んでいる間は、食事が摂れないので、ずっと点滴(重炭酸リンゲル液500ml ビカーボン輸液)をつけることになりました。
この日のランチは点滴です。笑
この点滴のおかげで、栄養と水分はしっかり身体に入れられるそう。
…とはいえ、普通にお腹は空きました。泣

血圧測定・体温測定・その他
入院1日目は、内服薬を飲むのがメイン。
基本スタイルは、お腹に、モニター(分娩監視装置)をつけ、左手に点滴が繋がれた状態です。
そんなわけで、基本スタイルはベッドに寝たきり。泣
(トイレに行きたい時には、ナースコールでモニターを一時的に外してもらわないといけません。)
そんな状態の中で、定期的に血圧測定と体温測定を受けました。
その合間を縫って、「入院中の陣痛促進剤利用についての同意書にサイン」をしたり、「今後のスケジュール説明」を受けたり、「無痛分娩についての説明」を受けたり…。
本を読んだり、携帯をいじる時間もたくさんあったものの、なんだかんだとやることがあり、めまぐるしい1日でした。
1日目は、想像以上に、あっという間に過ぎていったよ。
1日目最終・内服薬を飲んだ後の内診結果
1日目の最後は、先生による内診です。
部屋を移動し、内診台のある診察室へ。
初日から、ほぼ1時間ごとに内服薬を飲んでいたので、内診は少し楽しみでした。
(お腹の張りも定期的に感じるようになっていたので、途中は、これが前駆陣痛なのかな?なんて思ったりもしました。)
…が、診察の結果は、相変わらず子宮口1cm。
そう、”特に変わりなし”ってことでした…。

そんなわけで、1日目の分娩計画は終了。
明日からまた、仕切り直してスタートです。(がんばります!)
明日の朝の先生の内診結果によって、同じ内服薬を飲むのか、点滴に切り替えるのかが決まります。
赤ちゃんに会えるのは、いつになるかな。
初日から、初めての経験だらけ、わからないことだらけ…ですが、一歩一歩、赤ちゃんに会える日に近づいていると思うとがんばれます。
(おまけ)夕ご飯とその後の話
ちなみに、入院1日目は、ランチは食べられませんでしたが、夕ご飯は食べてOKの許可が出ました。
お腹が空いていたので、すごく楽しみにしていました。
病院食は薄味と聞いていたし、全く期待していなかったのですが、思ったよりもずっと美味しかったです。

1日目夕食メニュー:ごはん/秋刀魚のだし巻き卵/じゃがいもの酢の物/小松菜の煮浸し
量は、全然多くなかった…というか、むしろ少なかったけれど、大学病院の病院食ってこういうものですか?泣
豪華食事付き産院のご飯を見るとうらやましくなるけれど…そこの優先順位を下げたのは自分だから、しばらくガマンです!笑
ちなみに汚い話ですが、食事から1時間後・3時間後にそれぞれ下痢が止まらず、トイレにこもりました。
先生によると、内服薬の副作用かもしれないとのこと。
でも、これもまた、出産するまでの一つの経験です。
明日は、どんな1日が待っているのやら…。
全く想像がつきません。笑
【まとめ】入院〜1日目のタイムスケジュール
8:40 病院着
9:00 ノンストレステスト
10:00 内診
10:40 入院病棟へ移動
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11:00 入院説明・個室へ移動
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11:50 モニター(分娩監視装置)開始
モニターで陣痛と赤ちゃんの心音の観察をする
→この直後、夫が帰宅
内服薬(陣痛促進剤)を飲む①
※プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」× 1錠(以下、内服薬)
12:15 点滴スタート(ランチ代わり)
※重炭酸リンゲル液500ml ビカーボン輸液
13:00 内服薬を飲む②
13:55 内服薬を飲む③
14:20 血圧測定/お手洗い
14:30 入院中の陣痛促進剤利用についての同意書にサイン
14:55 内服薬を飲む④
15:50 内服薬を飲む⑤←お腹が少し張ってくる
今夜から明日にかけてのスケジュール説明
16:30 無痛分娩のスケジュール説明
16:55 内服薬を飲む⑥・血圧測定
17:50 モニターを外す/内診(子宮口1cm)
18:00 点滴を外す
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18:15 夕ご飯
19:00 胎児心音チェック


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