予定日を1週間過ぎても陣痛が来ることはなく、計画無痛分娩のために大学病院に入院しました。
1日目・2日目は、ともに内服薬(陣痛誘発剤)を使用しましたが、変化なし。
3日目は、これらの結果を受け、また内診からスタートしました。
Contents
入院3日目にやったこと
妊婦がシャワーに入れる時間帯は、朝一番のみ。
朝のルーティン(①シャワー→②モニター(分娩監視装置設置)→③内診)は、昨日と同様に進みました。
自主トレ・スクワット
朝5時に起きたあと、少しでも赤ちゃんを下におろすべく、シャワーの時間まで、室内にて昨日看護師さんに勧められたスクワットを!
時間が許す限り…とがんばって、ちょうど100回やりました。
内診
シャワー後のモニター(分娩監視装置設置)では、相変わらず陣痛波形は見当たらず…。
でも、赤ちゃんが相変わらず、とても元気だったのが救いです。
シャワーの後は、早速、診察室へ移動して内診。
(初めてお会いする男の先生でした。)
気になる内診結果は…子宮口の開き、1cm。
内診グリグリの痛さは、相変わらずで、何度も体験したら慣れるのかと思いきや、全く!!!
痛いものは、やっぱり痛い。(もう、ここまで来たら、容赦なくやられて、悶絶ものでした…。)
そんなわけで、今日で3日目になりますが、また今日も1日、内服薬(陣痛誘発剤)を使用する、と告げられます。
治療方針の相談をする
毎回、内服薬を飲んだ後は、下痢がひどい上、子宮口の開きや陣痛にも一向に変化がない…
そして、今日もまた、それを繰り返すのは、得策なんだろうか?と素人ながらに思いました。
もはや、帰宅して自然陣痛を待ち、期限までに産まれなかったら、「帝王切開分娩」という流れは難しいのか?と先生に掛け合ってしまいました。恥
先生の見解としては、
”帝王切開分娩”と簡単に言っても、それは外科的手術。
経膣分娩の可能性がある中、この場で、私の一存でその判断をすることはできません。
とのことでした。
大学病院を選んだのは私だし、お任せした以上、方針にも従うと決めたのも私。
先生の話を聞いて、病院側としてそれはそうだろうな…と納得しました。
安易に相談した自分を反省もしながら(でも、聞いてみてよかった!)、3日目の内服薬を受け入れました。
内服薬で子宮口を柔らかくする
ここからは、1日目・2日目と全く同じです。
1日かけて内服薬6錠を飲み、ランチ抜きのため、栄養水分補給の点滴をつけました。
薬4回目の内服から少しして、生理前のような鈍い腰の痛みとお腹の張りを感じるように。
(でも、規則的な張りは、ほとんどありません。たまに張る程度。)
そして、以前同様、6回目の内服以降に、ピタリと止む…。笑
赤ちゃんは、元気でまだまだ動いているし、前駆陣痛はおろか、陣痛もありません。
薬を飲み終わった後は、やっぱり下痢…。
食べたものが、全部出てるんじゃないか?ってくらい続きますが、出し切るとそれ以上続くことはないので、やっぱり薬の副作用のようです。
●内服薬を飲んだ時間
8:30 内服薬①
9:30 内服薬②
10:30 内服薬③
11:30 内服薬④
12:30 内服薬⑤
13:30 内服薬⑥
バルーン装着
内服薬の経過を受けて、いよいよ夜には、先生から診察のお呼び出しがありました。
内服薬だけでは、なかなか進まないようなので、いよいよ物理的に子宮口を広げる方法がとられることに。
今回は、バルーン装着です。
夜8時過ぎにバルーンの装着処置がありました。
台にのり、もうされるがままなのですが、これが想像以上に痛い…。
いや、これがウソみたいに痛いってもんじゃないくらいに痛いのです。
人によって感じ方は様々だそうですが、生理痛もそこまでひどくなく、まだ前駆陣痛さえ経験したことがない私には、だいぶ堪える痛さでした。
(内診グリグリのMAXの痛さの比じゃないくらい。泣)
でも、世の中的にそこまで痛いってことが浸透していないってことは、陣痛はこの痛さの比じゃないってこと?!
そう想像しただけで、無痛分娩を選んだことに心から安堵しました。笑
後から看護師さんに聞いたら、バルーンを入れる作業自体は、経膣エコーや子宮口の開き具合の確認を入れても、実質10分もかかってなかったそう。
私の体感時間は、30分くらいだったのに。泣
出血があったので、夜用ナプキンをし、終了。
(タンポンを入れた時みたいに、膣からピロンと紐が出ています。)
椅子に腰掛けようとしましたが、痛みが増幅しそうで、処置後はずっと横になっています。
バルーンを入れているので、当然ながら、なんだかとてつもない違和感。
さらに、そこに生理2日目の重めの鈍痛と腰痛もついて来ました…。
バルーンを入れる想定をしてなかったことや、痛みの覚悟ができていなかったので、若干構えてしまいましたが、1.5時間くらいで少しだけ痛みにも慣れてきました。
その後のモニターでは、相変わらず赤ちゃんが元気なことを確認できて一安心。
お腹の張りも、目で見て確認できるくらいに出て来ました。
効果があれば、明日の朝には最大3cmくらい開くこともあるそう。
この痛さで、3cm…と気が遠くなる思いでしたが、明日はまた未知の領域へ一歩踏み出せるかもしれません。
体の力を抜いて、お尻を台から浮かさないこと。
大きく深呼吸すると、痛みが和らぐよ!
夫と2日ぶりの面会
実は、今日は嬉しいことがありました。
コロナの影響で、病院では、基本的に面会・出産立会いはNG。
荷物の受け渡しは、ナースステーションで看護師さん経由ならOKが出ていました。
(入院以降、夫に会えるのは、退院する日の予定でした。)
今朝、看護師さんに荷物の受け渡しを依頼したところ、「指定の夕方の早い時間、10分だけなら会ってもいいよ!」とのこと。
私の部屋が、
①個室であること
②エレベーターホールに近い場所にあり、ナースステーションに行くよりも、直接部屋に入った方が夫の移動距離が短いこと
などが理由のようですが、3日経っても一向に出産が次の段階に進まず、入院が長期化しそうな気配があることも考慮してくれたような気がします。
パジャマ、タオル類、下着や靴下など、洗い物を夫に託し、替えのタオルのほか、夕食の後に食べられる軽食(クリーム玄米ブランをお願いしました!)とミネラルウォーター、合間に読みたい本を数冊持って来てもらいました。
10分だけだったので、あまりゆっくりはできませんでしたが、久しぶりに顔を見て話せただけでも、私にとっては、とても大きな出来事でした。
久しぶりに(…と言っても、たった丸2日なのに!)夫に会えて、とても嬉しかった!
また、出産に向けて気合いを入れなおせました。
【おまけ】3日目の朝食・夕食
3日目の朝ごはんは、相変わらず、非常食仕様。(その理由は、こちら)

●オレンジパン(非常食用・パンの缶詰)
●なしゼリー ※昨日食べて好みではなかったので、食べませんでした。
●アルジネードウォーター
そして、夕ご飯は、こちら。

●ごはん
●白身魚のフライ
●春雨の炒り煮
●キャベルのたらこ和え
あっさりだったけど、春雨の味付けが好みでした。
久しぶりに食べる揚げ物でしたが、フライも美味しかったです。(でも、やっぱりできれば、揚げたてが食べたいですね。)
【まとめ】3日目のタイムスケジュール
5:00 起床 / スクワット100回
5:30 シャワー・身支度
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6:55 モニター(分娩監視装置)開始
7:55 診察室へ移動内診(所見変わらず、子宮口1cm)
8:20 朝食
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9:00 内服薬(陣痛誘発剤)を飲む①
※プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」× 1錠(以下、内服薬)
点滴スタート※重炭酸リンゲル液500ml ビカーボン輸液
9:30 お部屋の清掃
10:00 内服薬を飲む②・血圧測定・体温測定
11:00 内服薬を飲む③
12:00 内服薬を飲む④・血圧測定・体温測定 ←お腹が少し張ってくる
13:00 内服薬を飲む⑤
14:00 内服薬を飲む⑥・血圧測定・体温測定
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15:20 モニターを外す/点滴を外す
16:00 夫が来院/洗濯物を依頼する・必要物品を受け取る
17:40 胎児心音チェック・血圧測定・体温測定
17:50 自主トレ・階段昇降(30分)
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18:30 夕ご飯
20:15 診察・バルーン装着開始
21:10 モニター(分娩監視装置)開始 (1時間)


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