初めて赤ちゃんを我が家に迎えるにあたって、基本的には先に買いすぎず、必要ならば徐々に買い足すスタイルを取ろうと思っています。
でも車を持っている方なら、絶対に出産前に購入しておかなければいけないのがチャイルドシート。(退院時から、早速使いますもんね。)
新米パパ&ママの私たち夫婦は、当然ながらこれまでチャイルドシートについて全く知識がありません。
いざ、購入!となって、実際に何を基準に選んだらいいのか、について調べてみました。
Contents
チャイルドシートはいつまで使う?
生まれて間もない新生児や、まだまだ小さい赤ちゃんが使うチャイルドシートの必要性は、十分に理解できます。
が、そもそもチャイルドシートって、いつまで使うものなのでしょうか?
調べてみたところ、「チャイルドシートが法律で義務付けられているのは、6歳未満の子ども」だそうです。
車のシートベルトが着用できるのは、身長が140cmに達してからとのことなので、実質、6歳〜身長が140cmに達する(下の図で行くと、小学5-6年生くらい)までは、またチャイルドシートは必要ということですね。

買い替えのタイミングを見据えて選ぶ
1台購入して、幼少期だけ使うものだと思っていたチャイルドシートですが、実際に調べてみたら、上記の通り。
小学校高学年まで使うとは、驚きました。
当然、利用する年齢に応じて、必要となるチャイルドシートの作りも変わってきます。
チャイルドシートを選ぶにあたり、どこで買い替えをするのか、というのは商品を選ぶ上で、大きなポイントになりそうです。
考える節目は、次の3つ。
①乳児:0歳~1歳頃
②幼児:1歳~4歳頃
③学童:4〜10歳頃
JAFのHPにわかりやすい図↓が載っていたので、参考にさせてもらいました。

「パターン2」の”学童期に買い換えるパターン”が一番多いようです。
すでにお子様がいらっしゃる方や、年の近い第二子、第三子を考えられている方は、それも考慮した上で、選ぶ必要が出てきますね。
寝てしまった時も赤ちゃんを起こさないで車の乗り降りができるね。
我が家のチャイルドシートの選びの5つのポイント
チャイルドシートの買い替えのタイミングが決まれば、いよいよ具体的な商品選びです。
初めてのチャイルドシートのお買い物!いざ実際に、商品を探してみると、その数に驚かされます。
とにかく種類がたくさんあって、何を基準に選んだらいいのか軽くパニックになりました。(笑)
先に商品を見てしまうと、どれもこれも素敵に見えるので、我が家では、先にたくさんの先輩ママさんや口コミを参考に、選ぶ基準を明確にしました。
それが、次の5つのポイントです。
①安全基準をクリアしている
まず、最も大切だと思ったのは、安全であること。
万が一の時、子供の命を守ってもらうためのものなので、ここは夫婦ともに第一優先しようと意見が一致。
国土交通省のHPを見てみると、国の安全基準を満たしているものには、「Eマーク」(下図)というものが付いているそうです。


さらに我が家が注目したのは、自動車先進地域であるヨーロッパの国際経済委員会が制定したチャイルドシート最新安全基準。
これまでの安全基準「ECE-R44」に適応している商品はたくさんありますが、さらに新しい規格(これまで以上の安全テストや事故調査の結果をもとにしたもの)を盛り込んだ最新の安全基準「R129」(※)に適合したものも出てきています。
※「これまでの安全基準と最も大きく違うのは、前後だけじゃなく、左右からの衝撃(側面衝突)にも強い」ということだそうです。(ベビザらスの店員さん談)。
我が家では、「チャイルドシートは安全が第一優先」を掲げる以上、これに適応しているものを選ぼう、ということになりました。
自然に選択肢は狭まったね!
②取付け方法が、車種にあっている
チャイルドシートの取り付け方には、2種類の方法があります。
「シートベルト固定」と「ISOFIX(アイソフィックス)固定」。
従来は、シートベルトで固定する方法がメジャーだったようです。
でも今は、国際規格の「ISOFIX(アイソフィックス)固定」が増えているそう。
(ISOFIX固定の場合は、車がISOFIX仕様であることが前提です。)

シートベルトを使わず、車に装備されているISOFIXアンカーにチャイルドシートのコネクターを直接固定できるので、個人的にもこちらの方が安全性が高い気がします。
装着の仕方も、ISOFIXの方が簡単、とのウワサ。
仕様が違う複数台の車両に付替える必要がある時には便利かも。
③回転機能が付いている
チャイルドシートを選ぶ上で、結構ネット上でも賛否が分かれているのが、回転機能。
シート部分だけをくるりと回転させて、ドアの方を向けることができるので、赤ちゃんを乗り降りさせるのがスムーズになる機能です。
車内で、授乳を始め赤ちゃんのお世話をすることを想定すると、やはり便利だなぁと思いますね。
回転機能がついているものには、リクライニング機能だけではなく、取付け後にシート角度を変えられるものも多く、それをメリットにあげる方も多いそうです。
でも、回転機能があるということは、土台とシートをそれぞれ搭載させる必要があります。
当然、回転機能がないものと比較すると、重い(取付け・取外しが大変)・座高が高い・サイズが大きいなどのデメリットもあるよう。
口コミを見てみると、子どもが自力で乗り降りができるようになる頃(3-4歳)くらいまでは、回転機能が便利、という意見も多いようです。
チャイルドシートを購入する上で、何を優先するか、を明確にしておくと選びやすくなりますね。
回転機能のメリットとデメリット
●メリット
・赤ちゃんの乗り降りがしやすい。
・赤ちゃんのお世話がしやすい。
・取り付け後、シート角度を変えられるものが多い。
●デメリット
・重い(取付け・取外しが大変)
・サイズが大きい(車内が狭くなる)
・座高が高い(安全面が心配)
④シートが蒸れない
チャイルドシートを選ぶ上で、口コミで参考になった基準が「シートの通気性」。
初心者パパ&ママのシート選びの基準は、「座り心地がいいか=柔らかいか」という発想になりがちだったのですが、赤ちゃんにとって、シートの通気性って意外とかなり大事なポイントのようです。
(これって、実際に使って初めて気づく事かもしれないですね。口コミで先輩パパ&ママの体験談や意見を知ることができる、今の時代に感謝!)
特に、赤ちゃんはよく汗をかくので、座っているうちにシートが蒸れにくいことや汗が染み付いた時に丸洗いできると嬉しいですよね。
赤ちゃんの環境は、できるだけ快適、かつ清潔にしてあげたいと思います。
⑤デザインが好み
ここは、もはや嗜好品の範疇です…笑
ある程度、条件を絞っても、やっぱりチャイルドシートって、種類も色もたくさんあって、迷いました。
でも最後の最後は、やっぱりどれが好みか、で決めました。
チャイルドシート単体で考えると、赤ちゃんらしいカラーの可愛いものがいいな、とも思いましたが、数年間使うことを考えて、車の内装にマッチするものをセレクト。
うちは、車の内装がベージュがメインの明るい色なので、あまり暗くなりすぎない色…と考えて、グレーを選びました。
その他
(我が家は、第一子なこと、今後の家族計画は未定なこともあり、考慮しませんでしたが)上にお子さんがいる場合は、上の子のジュニアシートの買い替えとのタイミングを考えたり、今後、年の近い兄弟姉妹ができる可能性などを考えて、下の子も使えるか、などもポイントにする家庭も多いようです。
また口コミでは、予算や補償、購入時の特典やポイントなどを考慮して、購入店や購入時期を選んだという方も多かったです。
好きなブランドで選んだり、サンシェード(日よけ)がついている/ついていないことを条件にしたり、複数の車両に取り付けが可能かどうかなど、チャイルドシートを使う上での個々の環境や条件、こだわりに合うものを選んだという方もいました。
●チャイルドシートを選ぶポイント(その他)
・今後の家族計画にマッチするものか(上の子の買替えのタイミングに合うか・下の子も使えるかなど)
・予算の範囲内かどうか
・(車を複数持っている場合)別の車両にも取り付け可能か
・サンシェード(日よけ)が付いているか
・車両/子供へ装着がしやすいか
・補償や特典が付いているか
・好きなブランドで選ぶ
まとめ
これまでは、知りもしませんでしたが、色々と調べてみるうちに、チャイルドシートひとつ取っても、条件や優先事項に応じて、かなりたくさんの種類があることがわかりました。
先輩パパ&ママの口コミのおかげで、我が家のチャイルドシート選びの基準ができました。
その5つのポイントがこれ。
①安全性:最新の安全基準「R129」に適合している
②固定方法:ISOFIX対応
③回転機能:回転機能がついている
④シート:蒸れにくく、丸洗いできる
⑤デザイン・色:内装に合う明るめのカラー
実際にこのポイントを元に、いよいよチャイルドシートを購入しました。
どんなものを購入したのかは、また別記事でレポートします。
”トツキトオカ”って、妊娠した時は長いと思っていましたが、出産予定日もあと数ヶ月に迫ってきました。
新生児を迎える準備はとても楽しいけれど、このチャイルドシート選びを通じて、こういう親のセレクトひとつが赤ちゃんに与える影響を考えました。
チャイルドシートをしっかり装着してなかった時の事故の様子を読んだり、購入店によっては、一部安全基準をきちんと満たしていない商品(や偽物)が販売されているという話を聞いたりもしました。
大切な小さな命、安全基準を満たした安全な製品を見極め、万が一の事故から赤ちゃんをしっかり守りたいですね。
”親”としての責任をしっかり果たさないとな!と気持ちが引き締まりました。


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