旅先では、そこでしか食べられないものを、躊躇なくいただきます。
(カロリーもそこまで気にしません。)
でもその分、家でのご飯は、心と身体に優しいものを心がけています。
買うのが当たり前だと思っていたものでも、実は、自分でつくれるものって、たくさんあるんですよね。
我が家では、グラノーラが、その一つ。
これまで、買うのが当たり前だ思っていたけれど、このレシピを知ってからは、定期的につくるようになりました。
しかも、ザクザク食感がクセになる、このグラノーラは、家族にも好評。
料理家・なかしましほさんのレシピは、ハズレなしです。
Contents
なかしましほさんの”おやつ”の概念に共感
私が、料理家・なかしましほさんに出会ったのは、食生活を見直そうと思ったのがきっかけでした。
おやつは、食べたい。
でも、市販のおやつは、私には甘すぎたり、脂っこすぎたりするのです。
…そんな悩みを解決してくれたのが、なかしましほさんでした。
なかったら、つくればいい、そんな当たり前のことに気づかせてもらいました。
このインタビュー記事、まさに私の体験そのもの↓です。
実は以前、不規則な生活と偏った食事を続けていたために体調を崩してしまったことがありました。
文藝春秋 インタビュー:「お菓子」じゃなく「おやつ」
薬ももらったのですが、人間は食べるもので体が出来上がっていくのだから、食生活を変えれば体も変わるのではないかなと思い当たったんですね。
それで、乳製品や白いお砂糖を控えて野菜中心の食事にしていったら、体調も整っていきました。
丁寧な生活に憧れはしても、雑誌に載っているような生活は、気負ってしまってできません。
私、生活を大事にできているなぁ。
そう感じられることを日常にしたいなと、思っていた私にとって、なかしましほさんの考え方↓も、レシピの方針も、まさにド・ストライクだったのです。
もちろんバターや生クリームを使っているといっても、こってりどんどん使うということではなくて、砂糖も含め、あくまでそれぞれの材料は適量と思える量で、体に負担なくおいしく食べてもらえるようなものなんですよ。
文藝春秋 インタビュー:「お菓子」じゃなく「おやつ」
「おやつ」はごはんとごはんの間に食べるものだから、例えば夕飯の頃にはちゃんとまたお腹が空いているようなものがいいなと思っています。
それをひとりでくつろぎながらでも家族と楽しくでも食べてもらえたらうれしいです。
試してほしいものだらけだけど、
特に、スマイルクッキーがオススメだよ。
グラノーラレシピ:材料

このレシピは、自宅オーブンで、1回つくるのに丁度いい分量です。
では、早速材料です。
【グラノーラ・材料】
・オートミール 120g
・薄力粉 50g
・塩 ひとつまみ
・なたね油(太白ごま油でも可) 40g
・メープルシロップ 80g
・ナッツ(くるみやアーモンドなど好みのもの) 50g
・ドライフルーツ(レーズンやプルーンなど好みのもの) 50g
上記は、我が家では、4回分くらいの分量です。
(たまにする、つまみ食いを入れたら、もう少し。笑)
ちなみに一度、倍量で作ってみたら、焼き加減が微妙なものになりました。
オーブンで焼く工程があるので、中までサクッと火を通すには、多すぎたようです。
(”なま焼け”が気にならなくなるまで焼いたら、端の方が焦げてしまい、調整が難しかった。)
倍量で作る際は、心してどうぞ。
アメリカのオーガニック認定機関
OTCO認定商品だよ
無添加、油・塩 不使用、コスパもいいよ!
グラノーラレシピ:準備しておくこと
グラノーラのもとに取り掛かる前に、事前に準備しておくことは次の通り。
【事前準備】
1.生のナッツはフライパンで乾煎りするか、150度のオーブンで10分焼いて大きめに刻む。(アーモンドやくるみなら半分くらいの大きさにする)
2.ドライフルーツは大きいものは、レーズンくらいの大きさに刻む。
3.オーブンは170℃に予熱する。
4.天板に紙をしく。
ナッツは、想像以上に焦げやすいです。
焦げたナッツがあるだけで、グラノーラの味が激減。
焼き過ぎにはご注意ください。
グラノーラレシピ:作り方
いよいよ作り方です。
①オートミール・薄力粉・塩を混ぜる
ボウルに、オートミール(120g)・薄力粉(50g)・塩(ひとつまみ)を入れて、お米をとぐようにぐるぐるっと混ぜます。
(少し大きめのボールで作ると、混ぜる時に粉が飛ばなくて作りやすいです。)
塩感を感じる大人の味になるよ。
②なたね油を加えて、よく混ぜる
①に、なたね油(40g /太白ごま油でも可)を加え、全体に油がまんべんなく絡むまでよく混ぜます。
③ナッツ・メープルシロップを加えて、よく混ぜる
②に、ナッツ(50g / くるみやアーモンドなど好みのもの)とメープルシロップ(80g)
を加えて、シロップが絡むまでよく混ぜます。

④天板に平らに広げる
③を天板に1cmの厚さに平らに広げます。

我が家では、天板の上にクッキングシートを広げています。
焼いた時にくっつかないし、洗うのも楽です。
ボウルの中身を、↑天板の上に出して、それをヘラなどで、平らに伸ばしていきます↓。

⑤170度のオーブンで15分焼いて、全体をほぐす
④を170度のオーブンで15分焼きます。
焼き終わったら、一度取り出し、へらやスプーンなどで全体をよくほぐします。
(個人的には、大きな塊がある方が好きなので、あまりほぐしすぎないように気をつけています。)
⑥再度オーブンに入れ15分焼く
再度オーブンに入れて15分焼きます。
(焼きが足りないと思ったら、もう少し焼きます。
逆に、焼きすぎていると思ったら、早めに取り出してください。
ご自宅のオーブンの丁度いい加減を知っておくのが重要です。)
ほんのり全体によい焼き色がついたら取り出します。
⑦ドライフルーツを加え、冷ましたら、完成

ドライフルーツを加えてさっと混ぜます。
天板にのせたまま、冷まして、完成です。
今回は、ほうじ茶パウダーを加えて、ほうじ茶味にしてみました。
(写真の黒い粒は、ほうじ茶パウダーです。)
個人的には、ドライフルーツは、ドライイチジクとラズベリーが好みです。
グラノーラレシピ:保存方法

我が家では、乾燥剤を入れたビンに入れて保存しています。
でも、やはり湿気るので、密閉容器がいいようですね。
当然かもしれませんが、やっぱり出来立てが一番美味しいです。
自分好みにカスタマイズできる自家製グラノーラ

さすが、なかしましほさんです。
一度、このグラノーラのザクザク感、一度食べたらやみつきになりますよ。
市販のグラノーラって、甘すぎたり、オートミールが多すぎたり(フルーツが少なすぎたり)しませんか?
自家製グラノーラなら、自分好みに味も分量もカスタマイズできるんですよね。
かくいう私は、未だ、薄力粉を全粒粉に変えてみたり、ほうじ茶パウダーを入れてみたり、毎回、試行錯誤して好みの味を探しています。
(この「定番レシピ」が、結局一番美味しかったりするのかも、と思い始めているのは、内緒です。笑)
サラダにもヨーグルトにもグラノーラにも使えるの。


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