妊活・不妊治療

【38歳、初めての体外受精④】胚盤胞移植周期のホルモン補充周期と通院の記録

結婚6年目、妊活歴約2年(途中、お休み期間あり)の夫婦の不妊治療体験記です。

タイミング法、人工授精(AIH)を経て、今回、初めての体外受精(IVF)を行いました。
人工授精までお世話になった専門病院から転院し、今回の専門病院では、すぐに体外受精(IVF)にステップアップしました。

まだどうなるかはわかりませんが、今の段階でも、体外受精(IVF)にチャレンジしてよかったね、と夫婦で話しています。
今回の経験が、あなたの未来の希望に、そして私の明るい未来につながりますように。

うさぎ
うさぎ
妊活中の毎日の日記は、こちらのブログで公開中だよ。

採卵周期の記事はこちらから▼

【38歳、初めての体外受精①】採卵周期って何するの?リアルな通院の記録 妊活や不妊治療は、近年では特別なことではなくなりました。今や、5.5組に1組が不妊の検査や治療を受けたことがある(継続している)とそう...

無事に採卵を終え、胚盤胞の凍結が終わりました。
検査途中で発覚した、高プロラクチン血症は、薬で数値を抑えることができたので、体外受精はそのまま継続しています。)

ここからは、いよいよ胚盤胞を移植するために身体を整える周期に移ります。

うさぎ
うさぎ
凍結の後は、なんだか気が抜けていたから、
ここで改めて気合を入れ直したよ。

胚盤胞 移植周期スケジュール

移植の有無に関係なく、子宮内は通常のサイクルで変化を繰り返しています。

今回の私のように、凍結した胚盤胞をお腹に戻す場合、「その胚盤胞が本来あるべき子宮の状態」と「実際の子宮の状態」をできる限り近づけてあげる必要があります。
胚盤胞が子宮に着床できる状態(時間)は、かなり限定されているからです。

そのため、胚盤胞の移植の前には、子宮を着床に適した状態(ホルモン補充)にし、適切なタイミングで移植できるようにスケジュールが組まれます。

うさぎ
うさぎ
ここから先は、リアルな通院の記録。
薬の量が増えたり減ったり、めまぐるしかったなぁ。

通院記録

【移植前周期】D3 採血・内診・診察・薬処方

採卵後、初めての生理。
採卵後だからと言って、別段、普段と体調等はあまり変わりありませんでした。

内診、診察も問題なし。
これまで、高プロラクチン血症の治療は、大学病院で受けていましたが、今後は薬の処方と数値の確認をおち夢クリニックで一緒に行ってもらうことになりました。

この日は、カバサールという薬が処方されました。
これでプロラクチンの値が正常値レベルまで下がれば、次の周期から移植周期へ移ります。

不妊の原因?! 高プロラクチン血症、発覚から検査・治療までをリアルレポート 不妊の原因の1つに、「原因不明不妊」「機能性不妊」というものがあります。言葉の通り、原因が特定できないけれど、治療しても妊娠に至らない...

【移植前周期】D10 内診・診察・薬処方

今回の診察では、12日分のプラノバール(ピル)が処方されました。
子宮内に遺残卵胞などを残さないようにするため、次の生理で中をきれいに整えるためのものだそう。
これをしておくと、次の周期に移植周期にスムーズに移れるのだそうです。

とり
とり
遺残卵胞があると、
着床を邪魔することがあるんだって。

「飲み忘れは、絶対NG!」
「もしも飲み忘れて12時間以上経ったら、必ず連絡するように!」
看護師さんにそう言われて、その場で携帯のアラームをセットしました。笑

この日は他に、夜指定された22時に、排卵促進の点鼻スプレーを3回(右左右)プッシュ。

身体を薬で整えるということは、不規則な生活の上では、絶対に成り立たないのだということを実感しました。

【移植周期】D1 生理

前回の通院の時に、「プラノバール(ピル)を飲み終えた5日後ぴったりで、生理が来るよ」と先生に言われていました。

事実、その通りに。(ピルって、すごい!)

プラノバールの副作用として、吐き気・嘔吐・食欲不振などがあるかもしれないと言われていましたが、私は特にありませんでした。

ただ、今回の生理は、いつもより生理前の頭痛が重め。
家事ができないほどではないけれど、やり終えたら、一眠りしたいくらい頭が重くて、目の奥がズーンとする感じが2日ほど続きました。
(これが、プラノバールやカバサールが関係しているものなのか、単なる体調の不具合なのかは不明です。)

【移植周期】D2 採血・内診・診察・薬処方

今週期から、予定通り移植周期に入ることになりました。
処方された薬の量に、目が点。

移植周期は、子宮内、体内を整える時だと聞いてはいましたが、説明を聞くだけでも、1日中薬を飲まなくてはいけません。
採卵を終えて、少し気が緩んでいましたが、改めて身が引き締まる思いがしました。

移植周期(D2)に処方された薬
①ジュリナ錠 0.5mg (1日4錠•1回2mg / 7時と19時指定)
   →女性ホルモンを補充して子宮の状態を改善する。採卵後、着床を促す。
②ユベラN(1日3回毎食後)
  →子宮内膜の血流を改善し内膜の厚さを上昇させる。
③バイアスピリン(1日1回夕食後)
  →血栓予防
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④カバサール錠 0.25mg (週1回夕食後)
   →高プロラクチン血症の治療

【移植周期】D10 内診・診察・薬処方

クリニックに通い始めて初めての先生でした。
どの先生に内診・診察をしてもらっても、これまでの経緯や治療方針はきちんと把握してくれているので、安心できます。

この日は、移植に向けて薬を飲み始めた効果を見てくれました。
子宮内膜は6.3mmになっており、順調にふかふかになっている様子で一安心。

血液検査の結果、2点気になる点があると言われました。
1つ目は、ビタミンDの不足。
2つ目は、ホルモン値のバランスを整える必要があるとのこと。

そんなわけで今回は、薬の量が少し増えました。
(1日中、薬のみ続けています。笑)
ビタミンDサプリも処方してもらったので、これから毎晩、服用します。

不妊治療中の女性は、ビタミンDが不足がち

クリニックに通う7~8割の女性が該当するそうですが、ビタミンDが足りない人が多いそう。
ちなみに、ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける役割があります。
葉酸と同じく、妊活には欠かせない成分です。(私は知りませんでした。)
干し椎茸や魚、キノコ類などに多く含まれています。
日光(紫外線)に当たることで、皮膚でも作られるので、むやみに日焼け防止しすぎるのも考えものですね。

移植周期(D10)に処方された薬
①ジュリナ錠 0.5mg (1日4錠•1回2mg / 7時・15時・19時指定)
   →女性ホルモンを補充して子宮の状態を改善する。採卵後、着床を促す。
②ユベラN(1日3回毎食後)
  →子宮内膜の血流を改善し内膜の厚さを上昇させる。
③バイアスピリン(1日1回夕食後)
  →血栓予防
ビタミンDのサプリメント(1日1回夕食後)
  →ビタミンDの補充

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⑤カバサール錠 0.25mg (週1回夕食後)
   →高プロラクチン血症の治療

【移植周期】D14 内診・診察・薬処方

いつもなら、高温期になる時期ですが、薬を飲んでいるので、ゆるゆるとずっと低温期が続きます。(ホルモン薬ってすごいですね。)

今回の診察では、前回もらったホルモンの薬が効いているかのチェック。
…のはずだったのですが、血液検査の結果、ホルモン値が極端に上がりすぎていました。

内診してもらったら、13mmと大きめの卵胞がいたので、その卵胞からもホルモンが出ているかもしれない、とのこと。
排卵抑制(レルミナ)を飲んでみて、次回、ホルモン値が落ち着き、排卵していなければ、予定通り移植をすることに。
また飲み薬が増えました。

移植を見据えて、着床を助ける黄体ホルモン(プロゲステロン)の薬(デュファストン)も1日3回飲むことになりました。
いよいよ、移植が見えてきました。

とり
とり
想像以上に次から次へと
障害物がやってくる…。
でも、1つ1つ着実にクリアしてる感はあるよね。

移植周期(D14)に処方された薬
①ジュリナ錠 0.5mg (12錠•1回2mg / 7時・15時・19時指定)
   →女性ホルモンを補充して子宮の状態を改善する。採卵後、着床を促す。
②ユベラN(1日3回毎食後)
  →子宮内膜の血流を改善し内膜の厚さを上昇させる。
③バイアスピリン(1日1回夕食後)
  →血栓予防
④ビタミンDのサプリメント(1日1回夕食後)
  →ビタミンDの補充
レルミナ(1日1回夕食30分前)
  →排卵を抑える。
デュファストン(1日2錠 / 7時・15時・19時指定)
  →着床を助ける黄体ホルモンの補充
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⑦カバサール錠 0.25mg (週1回夕食後)
   →高プロラクチン血症の治療

【移植周期】D17 内診・診察・薬処方

血液検査の結果、ホルモン値は基準値になったらしく、無事に移植ができることが決まりました。
ホルモン値の基準値がよくわからなかったのだけど、先生にOKもらったので、ほっとしました。

子宮内膜も7ミリを超え、移植日は、無事4日後に決定しました。
(ユベラの服用は、卒業です。
その代わりに、プラノバールを処方されました。生理日をコントロールするお薬です。)

診察の後、看護師さんから、移植当日のスケジュールや注意事項、移植後のスケジュールについての話がありました。
着床判定日や妊娠判定日のスケジュールは、空けておいてくださいね、とのこと。
まだ先のことだとずっと思っていましたが、ここにきて、やっとリアルに感じるようになりました。

移植周期(D17)に処方された薬
①ジュリナ錠 0.5mg (1日2錠•1回2mg / 7時・15時・19時指定)
   →女性ホルモンを補充して子宮の状態を改善する。採卵後、着床を促す。
②バイアスピリン(1日1回夕食後)
  →血栓予防
③ビタミンDのサプリメント(1日1回夕食後)
  →ビタミンDの補充
④レルミナ(1日1回夕食30分前)
  →排卵を抑える。
⑤デュファストン(1日2錠 / 7時・15時・19時指定)

  →着床を助ける黄体ホルモンの補充
⑥プラノバール(1日1回昼食後)
  →
卵胞黄体ホルモン配合剤、中用量ピル。生理日をコントロールする。

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⑦カバサール錠 0.25mg (週1回夕食後)
   →高プロラクチン血症の治療

うさぎ
うさぎ
薬の飲み忘れ防止に、
携帯のアラームをセットしていたよ。
外出するときは、予定が変わる可能性を考えて、
全種類の薬を持ち歩いて、何度か救われたよ。

いよいよ初めての胚盤胞移植です。

終わってみればあっという間でしたが、改めて書き出してみると、何度も病院に通う日々でした。
「胚盤胞移植」という大イベントが待ち遠しくて、病院通いは全く苦になりませんでした。

考えてみたら、ここまで一度にたくさんの薬を服用したのは、人生で初めてです。
最初は、眠気が襲ってきたり、身体がだるくなったこともありました(おそらく、副作用?)が、生活に支障をきたすレベルではありませんでした。


いよいよ、待ちに待った胚盤胞移植。
緊張しますが、新しい体験、しっかり味わってこようと思います。
続きは、またレポートします。

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