マタニティライフ

戌の日のお参り、熱田神宮での当日の流れと夫婦・両親の服装の話

戌の日の安産参りって聞いたことはありますか?

妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に、腹帯(岩田帯)を巻いて安産祈願をするという風習があります。
(お産が比較的軽く、子沢山の犬にちなんでの風習だそう。)
戌の日を調べるのに便利なサイト



愛知県には、塩竈神社という安産祈願で有名な神社があります。
今まで行く機会もなかったし、せっかくなのでこちらにお願いしようかな…と思っていましたが、夫と相談し、我が家は戌の日は、熱田神宮にお参りすることになりました。

熱田神宮を選んだ理由や、当日のお参りの様子、選んだ腹帯や両家両親と私たち夫婦の服装など、戌の日に関する諸々をレポートします。

うさぎ
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妊娠中の毎日の日記は、こちらのブログで公開中だよ。

安産祈願に熱田神宮を選んだ理由

今までは、神社の参拝というと、初詣がメインでした。
それ以外には、海外旅行に行く前や家族の手術が控えている時など、何か特別な時。

でも、子供が産まれたら、これからは戌の日だけじゃなく、初宮参りや七五三など、成長の節目節目にお世話になる機会も増えますよね。

そんな時、それぞれに違う神社に行くのではなく、行事ごとは全部同じ場所の方がいいよね?という夫の提案により、我が家は、三種の神器があることでも有名な熱田神宮にお世話になることにしました。

子供にとっても、家族で定期的に訪れる特別な思い入れがある場所として残ったらいいなぁという密かな思いもあります。

神楽殿に行く前に、手水舎でお清め。
ご祈祷後は、本殿にもご挨拶に行ってきました。

熱田神宮は、玉砂利が敷き詰められていて足元が不安定なところが多いので、妊婦さんは転ばないような安定感のある靴がオススメです。

安産祈願の申し込みから、受付まで

熱田神宮は、ご祈祷の申し込みに事前予約は必要なく、当日に窓口で受付をします。
(安産祈願も、一般の厄払いやお宮参りなどと一緒に行われます。戌の日当日に行きましたが、それは変わりませんでした。)

ご祈祷は、本殿の向かって右側にある神楽殿で行われます。
8時半から16時まで、30分ごとにご祈祷があります。
(私たちは、9時にみんなで集合し、9時半の回に参加しました。)


まずは、神楽殿の前にある授与所で、受付を。
申込書がたくさん入っている中から、安産祈願の用紙に記入します。

それを授与所窓口へ提出。
用紙に記載した内容を確認されたのち、初穂料を納めます。
初穂料の金額は、6,000円・8,000円・1万円以上から選択。

安産祈願の場合、金額によって、お下がりでいただくアイテムに差があるようです。
私たちは、腹帯は持参したので、6,000円を納めました。
(その場でお金を確認されるので、封筒に入れず、現金をそのまま渡しました。)



受付をすませると、窓口でご祈祷中にかけるタスキをもらいました。
(「神恩感謝・請願成就」と書かれています。)
これは、ご祈祷を受ける本人(安産祈願の場合は、妊婦さん)がかけるものだそうです。



ここからは、タスキをかけて、神楽殿の横の待合室で時間になるまで待機。

待合室もいい雰囲気の場所でした。
手水舎やトイレ、授乳室なども完備されています。

以下の写真で、数字が書いてある扉の向こう側が、祈祷が行われる神楽殿です。

1月だったこともあってか、企業らしき団体さんも何組かいました。

戌の日当日でしたが、平日の午前中の早い時間だったこともあってか、マタニティマークをつけている方は、私たちも含めて5組くらい。
人も少なく、待合室が広々していたおかげで、座る場所も確保できて一安心でした。

受付をしてから、実際に案内されるまでの待ち時間は、約15分くらい。
待ったなーという感覚は全くありませんでした。

ご祈祷について

神楽殿の雰囲気

時間になると、順番に神楽殿の中に案内されます。
長椅子がたくさん並んでいるので、案内されるまま、前から順に座ります。



初めて中に入ったのですが、とても大きくて綺麗な作りに感激しました。


上の方がガラスになっていて、ガラス越しに周りの緑が見えたり、木々が揺れるのがわかってそれだけでなんだか荘厳な雰囲気です。
(神楽殿の中は、写真・カメラNGだったので、撮影できず、残念…。)

ご祈祷

ご祈祷が始まる前に、申込者に玉串が配られました。
こういうのです↓

写真お借りしました。

雅楽の音色でなんだか、身が引き締まるような気がしました。



腹帯は持参したので、膝の上に玉串と一緒においてご祈祷を受けました。
かろうじて、住所の一部と夫の名前、出産予定日を聞き取ることができました。
私の名前も呼ばれたそうですが(義母が聞いてくれていました!)、私も母も聞き取れませんでした…。泣


雅楽や舞、ご祈祷を終えた後は、最後に申込者が玉串を神殿前の台に納めて、終了です。
手順やマナーは全くわかりませんでしたが、当日その場でスムーズに指示してくれるので、それに従って滞りなく終了しました。

ご祈祷中、赤ちゃんが反応して初めての胎動を感じ取れるのでは?!なんて、期待しましたが、そんなミラクルは起こりませんでした。笑
お腹の中まで、ご祈祷、しっかり聞こえていたかなぁ…

一通りの儀式が済むまでの時間は、約15分でした。
とても厳かな時間で、普段そのような雰囲気に慣れていないせいか、長いようにも感じましたが、時計を見たら、ほとんど時間が経っていなくてびっくり。

ご祈祷後

ご祈祷が終わると、順路に沿って神楽殿を後にします。
入り口とは反対側に、出口専用の通路があります。

出口のところで、受付の半券と引き換えに、巫女さんからお下がりをもらいました。

お下がりと安産守り

私たちがもらったお下がりは、こちら。
(熱田神宮のパンフレット・煎茶・神箸・落雁・紙製のお守りが入っていました。)

「無事にご出産をされたら、お守りはお返しにお越しくださいませ」と言われたので、初宮参りで御返納しようと思っています。


お守りは、紙製なので、母子手帳に挟んでもいいそう。(早速やろう!)

首から下げていたタスキは、その日に出口で返却します。

せっかくなので、最後にタスキをして、全員でご神木の前で記念写真を撮ってもらいました。※あとで写真掲載あります。
(巫女さん、ありがとうございました。)

戌の日のお参り、服装は?

戌の日のお参りについては、決まっている服装があるわけではないようですが、ネットで検索してみると、スーツやワンピースなど、割としっかりした服装で行かれている方が多いよう。

私たち夫婦の他に、両家両親も一緒に参加したので、その時の服装をレポートします。

夫婦の服装

私たちは定型通りの服装(夫=スーツ/私=ワンピース)で参加しました。

ご祈祷中に下げていたタスキをかけています。


は、普段使用しているビジネススーツではなく、結婚式などに参列する用のちょっとオシャレな濃紺のスーツを選んでいました。
白シャツに合わせたネクタイは、ネイビーとベージュのストライプ柄でした。

は、ワンピースだったのですが、生地が薄いものしか持っていなかったので、普段使いも出来るようなものを探して購入しました。
買ったのは、これ。(お値打ちなのに可愛くて、あったかいので、かなり人気の様子。よく売り切れています。)


よく伸びる素材で、近づいてみるとかなりカジュアルですが、黒だったらそこまで素材感も目立たないかと思い、こちらのワンピースの黒をチョイス。

絞り方でシルエットチェンジができるワンピースで、自分で調整できるので、少し大きくなってきたお腹も楽ちんでした。

祈祷中にコートを脱いだら寒いかもしれないと、ショールを持参しましたが、出番はありませんでした。
さすがニットワンピ、寒さに震えることなく、写真映えもして、良いお買い物でした。


迷ったのは靴下でしたが、マタニティ用のタイツを持っていなかったので、ワンピースの下にマタニティレギンスを履き、ひざ下のストッキングを合わせました。
レギンスのおかげでお腹周りも温かかったので、逆に良かったかもしれません。

靴は、ヒールのない黒パンプス、バッグはグレージュの革のミニバッグで行きました。
(腹帯は私のバッグには入らなかったので、夫のバッグに入れてもらいました。)

両家両親の服装

戌の日のお参り用に両家両親の服装をネットで探してみたのですが、なかなか検索しても出てきませんでした。
そこで、参考にしたのは、出産後のお宮参りの写真。
カジュアルな服装の方もいらっしゃいましたが、やはりスーツにワンピースのような正装に近い服装の方が多かったように思います。

私たちも、スーツにワンピースで行こうと思っていたので、両家両親にはそれと合わせる形にしてもらいました。
夫が事前に両家へ、ネットで探したお宮参りに参加しているおじいちゃんおばあちゃんの参考写真を送っていたので、イメージもしやすかったようです。

腹帯は持参しました

熱田神宮では、初穂料1万円以上の場合は、お祓い済みの腹帯(サラシタイプのもの)がお下がりでもらえるそうです。

ネットでサラシの使い方を調べてみたんですが、不器用な私には、使いこなせそうになく…
(サラシとして使った後は、赤ちゃんの布おむつにしたりと、用途はたくさんあるようですね。)
腹帯は持参することにしました。(熱田神宮は、持参もOKでした。)

いざ、腹帯を買おうとネット検索で調べてみたのですが、どれも賛否両論で、決めがたく、経験者に相談しました。
看護師で出産経験もあるイトコ。

実は、イトコも同じ体験があったようで、実際に購入した腹帯は、同僚の信頼できる助産師さんに相談して、勧めてもらったものだったそう。


その助産師さん曰く、「腹帯として効果があるのは、サラシかトコちゃんベルト!」という二択だったそうで、イトコも産前産後はトコちゃんベルトを使っていたそうです。

ネットで探していた時も、利用者さんをよく見かけたトコちゃんベルト。
赤ちゃん素人の私でも聞いたことがあるくらいだから、やっぱり効果があるのかな。

「産前産後も使えて、とにかく楽!」とイトコからも太鼓判を押されたので、購入したのは、もちろんトコちゃんベルト。

以前、温活用に購入していた”シルク腹巻”をトコちゃんベルトの下に巻いて、一緒に利用する予定です。

この腹巻、とっても薄くてかさばらないのに、ものすごくあったかいから、これは妊婦さんには心からオススメ。


今回の安産祈願では、トコちゃんベルトとシルク腹巻を下の写真のように風呂敷に包んで持参しました。
(なんとなく、ビニール袋ごと持っていくのは、雰囲気が出ない(笑)し、効果が薄れるような気がして…)

ご祈祷中、これは自分の膝の上に置いていました。
しっかりご祈祷してもらったので、効果を発揮してくれることを期待しています。

戌の日の安産祈願で感じたこと

妊娠するまで、戌の日って聞いたことはあったけれど、いつ何をする日なのか、正直全然知りませんでした。

調べてからも、夫婦だけでいけばいいかな?腹帯なんているのかな?なんて調子。笑

でも、話をするうち、両家両親とともに行くことになり、その日に備えて準備をしたり、実際に雅楽が厳かに響く中で、ご祈祷をしてもらったり…と体験を重ねる中で、しっかり安産祈願をしてよかったなぁと思うようになりました。

第一子の我が子を迎えるにあたり、家族が増えるんだなぁという実感が私たち夫婦にも少しずつ芽生えたようにも思います。

両家みんなで祝ったこの日の出来事が、”自分は歓迎されて望まれて産まれてきたんだなぁ”といつか我が子に伝わればいいなぁ、なんて淡い想いを描いています。

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