名古屋城に行くなら、ぜひ立ち寄ってほしい場所があります。
それが、2018年3月にオープンした、名古屋の観光名所、金シャチ横丁。
金シャチ横丁ってなに?どんな体験ができるの?
今日は、そんな疑問にお答えすべく、金シャチ横丁を紹介します。
Contents
金シャチ横丁って何?
金シャチ横丁は、江戸時代の名古屋城城下町を再現した大型飲食施設です。
名古屋城のすぐ近くにあるので、名古屋城を訪れた際には、ぜひ訪れてほしい場所です。
金シャチ横丁の楽しみ方
金シャチ横丁は、正門側にある義直ゾーンと東門付近の宗春ゾーンの二つからなります。
定番の名古屋メシなら、義直ゾーン(正門側)
義直ゾーンは、名古屋城の正門側にあります。
”義直ゾーン”という名前は、尾張徳川家の初代藩主、徳川義直(家康の九男)に由来しています。
伝統を重んじ、実直に藩の基盤を作ったと言われています。
伝統・正統をテーマとした義直ゾーンには、定番・老舗の名古屋メシのお店が大集合。
ひつまぶし、味噌煮込み、味噌カツなど、飲食店やおみやげ屋さんなどが12店舗楽しめます。
名古屋らしいお食事を味わいたい方にオススメです。
義直ゾーンに入ると、名古屋城築城(約600年前)の時に使われたという、木曽の木材を使って建てられた落ち着いた雰囲気の長屋がずらりと並んでいます。
周りに高い建物がないので、まるでタイムスリップしたかのよう。
白い漆喰に純木造の和風建築を楽しむのもいいですね。
義直ゾーンの一番奥には、なんと!
夏に人気のビアガーデンが広がっていますよ。
海鮮の香りがたまりません。
(東門付近)宗春ゾーン
宗春ゾーンは、名古屋城の東門側にあります。
(ドルフィンズアリーナの近くです。)
宗春ゾーンという名前は、七代尾張藩藩主の徳川宗春に由来しています。
将軍徳川吉宗の質素倹約方針を批判していたという徳川宗春は、その当時に芸事や祭を推進し、経済の活性化を図ったと言われています。(自由人!)
そんな宗春から名前をとった宗春ゾーンのテーマは、”新風・変化”。
これまでの名古屋にはとらわれない、自由な発想の飲食店が並んでいます。
金箔を貼ったアイスクリームやグルテンフリーのお料理、地元で採れた食材を使った創作料理など、新しい名古屋を味わえます。
義直ゾーンの雰囲気とは一変、宗春ゾーンは、黒を基調としたモダンな造りの建物が並びます。
気候がいい季節は、テラス席もオススメです。
場所柄、宗春ゾーンでは、名古屋場所中は、お相撲さんの姿もよく見かけますよ。
座る場所もあるので、テイクアウトして屋外で食べるのも気持ちがいいです。
美味しい人気のお店がたくさん
ここからは、写真で人気のお店をご紹介。
ひつまぶし:ひつまぶし名古屋備長 金シャチ横丁店
金シャチ横丁 義直ゾーンにあるのは、「ひつまぶし名古屋備長」。
名古屋メシの中でも、人気が高いひつまぶし。
さらに、備長のひつまぶしは名古屋城下とあって、金箔がまぶしてあるんですよ。ぜひお試しを。
親子丼:鳥開総本店
続いて、同じ金シャチ横丁 義直ゾーンにある、「鳥開総本店」。
名古屋コーチンを使った鳥料理専門店です。
名古屋メシには欠かせない、手羽先の唐揚げはもちろんですが、ぜひ「親子丼」も試してみてください。
なんと鳥開総本店の親子丼は、全国丼グランプリで4年連続金賞を受賞したという一品。
こちらもぜひお試しを。
個人的には、名古屋初心者の方ならば、そのお隣にある「山本屋総本家」の味噌煮込みうどんもぜひ試してみてほしい!
芯が残っているような、あの独特のコシのあるうどんはクセになります。
金箔かき氷:那古野茶屋
続いて、同じ金シャチ横丁 義直ゾーンにある、「那古野茶屋」。
名古屋で有名なお菓子屋さん、両口屋是清がプロデュースしている和カフェです。
尾張藩の御用菓子をつとめていたほどの伝統あるお店で食べられるのは、金箔かき氷↓。
これは、一見の価値ありです。
ほかにも、おだんごやお餅など、和スィーツが勢ぞろい。
実際に、訪問してみたので、詳細は、別記事↓でじっくりご覧下さい。
地産地消の洋食屋さん:bistro那古野
同じ金シャチ横丁 宗春ゾーンにあるのは、「bistro那古野」。
地元愛知県田原市の「保美豚(ほうびとん)」を使った豚肉料理が食べられるカジュアルな洋食料理屋さんです。
名古屋らしく(?)、味噌カツ丼が人気です。
今流行りのタピオカドリンクもいただけるので、休憩にもいいですね。
周辺の観光スポットは?
当然行きたい!名古屋城天守閣
金シャチ横丁でお腹がいっぱいになったら、ぜひ名古屋城へ。
徳川家康によって建てられたこの名古屋城。
一度は戦災で焼失しましたが、国の特別史跡として指定され、立派に復元されています。
日本100名城の一つにも指定されていますね。
現在、金シャチ募金(名古屋城天守閣木造復元)も実施しているそうです。
残念ながら、今は、耐震の関係で天守閣に入ることができません。
が、下から見上げるだけでも迫力満点。
近くには、お土産屋さんもあって楽しめますよ。
豪華絢爛、本丸御殿
天守閣は見れなくとも、2018年に完成した名古屋城 本丸御殿だけでも、十分に見ごたえがあります。
写真の通り、見渡す限り豪華絢爛で、圧巻です。
詳細は、また詳しくレポートしますね。
大相撲 名古屋場所
また、名古屋城東門近くには、ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)があります。
名古屋のバスケットチーム、「ドルフィンズ」の本拠地です。
年に一度、7月に開催される相撲の名古屋場所は、ここで行われるんですよ。
この時期には、お相撲さんもお相撲観戦の方もとても多いです。
インスタ映えを狙うなら?!NAGOYAロゴ
余談ですが、市役所駅と金シャチ横丁 宗春ゾーンの入り口の間には、「@NAGOYA」のロゴモニュメントがあります。
インスタ映える(?)のか、撮影は順番待ちになることも多いですが、せっかくなので、名古屋記念にぜひ撮影を。
ちなみに、「@」の上に腰掛けたいところですが、ロゴの上に登るのは禁止されています。
(Oの中に入っている人はよく見かけます。)
【アクセス】金シャチ横丁への行き方は?
見所満載の金シャチ横丁。
名古屋駅からも近く、地下鉄の駅からのすぐなので、地下鉄でもバスやタクシー、車でも、アクセスは抜群です。
電車
地下鉄東山線「名古屋」駅 より
→地下鉄東山・名城線「栄」駅で名城線乗換
→ 地下鉄名城線「市役所」駅
地下鉄桜通線「名古屋」駅 より
→ 地下鉄桜通・名城線「久屋大通」駅で名城線乗換 → 地下鉄名城線「市役所」駅
地下鉄桜通線「名古屋」駅 より
→ 地下鉄桜通・鶴舞線「丸の内」駅で鶴舞線乗換
→ 地下鉄鶴舞線「浅間町」駅
○正門エリア 義直ゾーン
地下鉄名城線 「市役所」 下車7番出口より徒歩10分
地下鉄鶴舞線 「浅間町」 下車 1番出口より徒歩10分
○東門エリア 宗春ゾーン
地下鉄名城線 「市役所」 下車7番出口すぐ
写真は、市役所駅構内です。
こんな風に案内表示が出ています。
金のシャチホコや名古屋城が描かれているのにも、ささやかな感動を覚えます。
バス
【正門エリア 義直ゾーン】
名古屋市営バス「名古屋駅バスターミナル」栄13系統(栄〜安井町西)より
→「名古屋城正門前」停すぐ
名古屋市営バス「名古屋駅バスターミナル」なごや観光ルートバス メーグルより
→ 「名古屋城」停すぐ
【東門エリア 宗春ゾーン】
名古屋市営バス「名古屋駅バスターミナル」基幹2号系統より
→ 「市役所」停 徒歩10分
車
・名古屋高速1号楠線「黒川」出口から南へ8分
・名古屋高速都心環状線「丸の内」出口から北へ5分
駐車場
金シャチ横丁の専用駐車場はありません。
以下は、名古屋城(正門前駐車場/普通車・大型車・自動二輪車・原付)の駐車料金です。
詳細は、公式HPでご確認ください。
区分 | 単位時間 | 料金 |
---|---|---|
普通車 | 30分以内ごと | 180円 |
自動二輪車・原付 | 30分以内ごと | 100円 |
金シャチ横丁:基本情報
金シャチ横丁は、伊勢神宮でいうところの”おかげ横丁”です。
金シャチ横丁でのんびりと名古屋の味を楽しんでみてはいかがでしょう?
名称 | 金シャチ横丁 |
営業時間 | 正門エリア/義直ゾーン 10:30~18:30 *9/30までの営業時間 東エリア/宗春ゾーン 平日 11:00〜22:00 土日祝 10:30〜22:00 *21:00まで入店可 ただし、各店舗によって営業時間が異なります。詳細は、HPにてご確認ください。 |
アクセス | 正門エリア 義直ゾーン 地下鉄名城線 「市役所」 下車7番出口より徒歩10分 地下鉄鶴舞線 「浅間町」 下車 1番出口より徒歩10分 東門エリア 宗春ゾーン 地下鉄名城線 「市役所」 下車7番出口すぐ |
住所 | 正門エリア 義直ゾーン 名古屋市中区三の丸1丁目2番3~5号 東門エリア 宗春ゾーン 名古屋市中区二の丸1番2・3号 |
---|---|
入場料 | 金シャチ横丁会場内:無料 *ただし、各店舗の飲食は有料 |
※この情報は本日現在のものです。最新の内容をお確かめのうえお出かけください。
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